前回
おもしろすぎた〜〜〜と紹介した太田愛さん作品。















先月は
この『幻夏』のシリーズ前作となる作品
『犯罪者』をオーディブルで聴きました。




コロナ禍でのウォーキング習慣がきっかけで愛用中のオーディブル。





こちらは上下巻の大作!

でもものすごいスピード感で引き込まれます。











主人公3人のうちの1人である
18歳の建設作業員の少年が
居合わせてしまった通り魔殺人事件。

けれど実際は
その少年を含む5人を計画的に殺害するための
無計画に見せかけた通り魔事件だったという。

もうその最初の通り魔殺人の場面が
また鮮明な情景描写で。

スピード感のあるカメラワークで撮影された映画みたい!




紙派の人はこちら







その後
刑事とフリーライターという
2人の主人公が加わり。

生き残ったのち命を狙われ続ける少年をかくまいつつ
なぜ5人は殺害されなければならなかったのか
事件の真相に迫っていきます。

巨大企業と政治家が絡む隠蔽が始まりという真実は
結構な早い段階で明かされるので
えええ?こっから下巻までもつ??
となっちゃうのですが。

全ての登場人物がとにかく濃い!

さすが著者が有名脚本家というのも今回も納得です。

登場人物の顔や体型
その生い立ちから性格・・・
もうキャラが鮮明に浮かぶし全員魅力的。

企業に雇われた殺し屋とか
ずる賢いテレビマンとか
脇役たちにも興味が湧いちゃうんです。




20230427-1




そうして最後の最後
主人公3人が世間に公開する作戦は
もう映画の最高のクライマックスさながら。

なのにここぞというところで
うまくいく?いかない!うまくいく?いかない!

これもしや失敗して終わりとかーー?!と
疑いかけたところでようやくキマッたーーー!!

まあちょっと残念な部分もある終着点が
妙にリアルでここも大満足。

上下巻一度も間延び感ゼロ
飽きることなく完全にのみこまれました〜〜〜




そうして
このシリーズ続編の私は間違えて先に読んじゃったけど
『幻夏』と同じくまたしても泣けます。

大企業の隠蔽工作のために働く犯罪者たち
その一方で自分が背負って暴こうとする人々
これもまた犯罪者なのですが。

淀みのない真っ直ぐさが切なくて
何か強すぎるものと戦って成し遂げるには
犯罪しかないんだろうかと虚しい気持ちにも。

いろんな思いがひしめく
いろんな『犯罪者』だらけの小説でした。





今まで小説で泣けるというと
母性ものとか女性の心理に共感することが多かったのですが
『幻夏』も『犯罪者』もゴリゴリの男ドラマなのに泣ける。

太田愛さんって女性脚本家だと思うのですが
おじさん心理を美しくキラキラに描ける方なのだな〜と感じます。

最近はジム活の復活もあって
たまの移動時間で聴くだけだったオーディブルですが
家での読書時間を割いて聴いちゃうくらい入り込んだ作品でした!

さらに『天上の葦』もオーディブル化してくれないかな〜














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